統計科学・データ科学の教育研究支援
①教育支援
情報科学研究科統計・データ解析の専門的科目群の学修を基礎に、大学院生の国内外研究機関への短期留学やデータ解析専門企業へのインターンシップ中心に、モデル開発やデータ解析の実際を学ぶ制度です。
②研究支援
統計科学の立場から、各段階の分析についてのアドバイスや実践支援を行います。また、研究支援セミナーを開催し、調査・データ分析に関する専門的統計分析の講義・PythonやRの実習を行います。
統計科学の研究者と
さまざまな学術分野の研究者が集い、
つながり、連携することで
学術研究とDX社会の未来を拓く、
統計科学・データ科学の
発展を推進します。
本センターは、各分野の研究者が抱えている定性的・定量的なデータ分析に対して、統計科学を基盤にして、 AI・機械学習・数理科学の手法に、各自然科学・社会科学・人文科学分野での専門的知識に課題を挑戦的にだしあって問題解決にあたるリアルとバーチャルが融合した組織です。最先端の総合型統計科学の教育と研究を使命としています。
情報科学研究科統計・データ解析の専門的科目群の学修を基礎に、大学院生の国内外研究機関への短期留学やデータ解析専門企業へのインターンシップ中心に、モデル開発やデータ解析の実際を学ぶ制度です。
統計科学の立場から、各段階の分析についてのアドバイスや実践支援を行います。また、研究支援セミナーを開催し、調査・データ分析に関する専門的統計分析の講義・PythonやRの実習を行います。
統計科学・データ科学の最前線で活躍する研究者を招聘し、セミナーでは最先端の旬な話題が提供されます。報告者と参加者が、1. 最新の統計理論・モデルの開発、2. AI・機械学習、3. 実際のデータ解析や課題 をもちより、それぞれに軸足を置いた研究成果を発表し率直な意見を出し合う機会と場を提供しています。共同研究のシーズ作成も狙っています。 情報科学研究科や本学のみならず、他大学や研究機関の教職員・院生の参加を歓迎します。開催時刻・場所をご確認の上、ご参加をお待ちしております。
主に著名な外国人研究者による講演会も随時、開催しています。講演会では統計科学の新しい理論やモデル開発、さらには大きな世界的問題(Covid-19の世界的流行など)を話していただいています。統計科学やデータ科学の専門家のみならず、世界的な課題についての統計科学・データ科学からのアプローチ・新発見に興味のある一般市民の方も参加できます。
データ科学の解析現場ではAI・機械学習等によるデータ分析が近年注目を集めており、政府が主導する”Society 5.0”を形成する骨格をなしています。一方で、その分析過程がデータ解析者にとっていまだにブラックボックスであること、適切な分析のために大量データが必要であること、ビッグデータ収集・解析過程での大きな資源の消費と持続可能性の課題など、克服すべき大きな課題があります。統計科学は様々な分野におけるデータに内在する構造や現象のメカニズムを明らかにするための必要不可欠な基本的知識や技術を提供するものです。そして常に実際のデータから、より信頼性高く柔軟に解釈するために、新たな統計モデルの開発を行っています。
Guan Xin
情報科学研究科・特任助教
山田 真理子
統計科学研究センター秘書